砂糖をやめたのに変わらない?隠れ砂糖のこと

角砂糖・きび砂糖・シロップが木のテーブルに並んでいる 白砂糖をやめる

甘いお菓子はやめた。コーヒーの砂糖も抜いた。それなのに、何も変わった気がしない。

「私にはこの方法が合わないのかな」と思っていませんか。

私も同じことを感じた時期がありました。でも原因は、続け方でも体質でもなく、「見えていない砂糖」があったことでした。

この記事では、毎日の食卓にひそんでいる「隠れ砂糖」の見つけ方と、無理のない減らし方をお伝えします。読み終わるころには、「だから変わらなかったのか」と腑に落ちるはずです。

変わらない本当の理由は「気づいていない砂糖」

砂糖をやめようとする人の多くは、お菓子・ジュース・コーヒーの砂糖を思い浮かべます。

でも実際には、甘いと感じていないものにも砂糖は入っています。 ここに気づかないまま「お菓子だけ」やめても、実感が出にくいのは当然のことです。

やめたつもりで、実は毎日とっていた。 これが「変わらない」の正体でした。

隠れ砂糖が入りやすい、3つの場所

1. 合わせ調味料

いちばん多いのがここです。めんつゆは、しょうゆ・みりん・砂糖・だしを合わせた調味料なので、砂糖が入っているのが前提です。

市販のドレッシング、焼肉のたれ、すし酢、ポン酢なども同じで、味をまとめるために甘みが加えられています。

2. 味つけの下ごしらえ

煮物や照り焼き、きんぴら。和食は砂糖を使う前提のレシピがとても多いです。

「おかずだから大丈夫」と思っていたものが、実は毎日の砂糖源になっていることがあります。

3. パンや飲み物

食パン、菓子パン、乳酸菌飲料、スポーツドリンク、野菜ジュース。甘くないと思っているものにも、意外と入っています。

「甘いかどうか」ではなく「原材料に書いてあるかどうか」で見る。 これが隠れ砂糖を見つけるコツです。

見つけ方は、たったひとつ

難しいことはしません。原材料表示を見るだけです。

原材料は多く入っているものから順に書かれています。だから、砂糖が前のほうに書かれていれば、それだけ多く入っているということです。

表示に出てくる砂糖の書かれ方には、こんなものがあります。

表示のされ方
そのまま 砂糖、上白糖、グラニュー糖
種類で書かれる ぶどう糖果糖液糖、異性化液糖、水あめ
甘味料として 果糖、糖類、麦芽糖

全部を覚える必要はありません。「糖」という字を探す。 それだけで十分見つかります。

私がやったのは「手作りに置き換える」だけ

全部の調味料を買い直したわけではありません。私がしたのは、よく使うものだけ手作りに変えることでした。

きっかけは、ヨーグルトメーカーで玉ねぎ麹にんにく麹を作るようになったことです。材料は、玉ねぎ(またはにんにく)と麹と塩だけ。それだけなのに、驚くほどうま味が出ます。

この2つがあると、味を決めるために甘みを足す必要がなくなりました。 これは、実際に使っていていちばん実感していることです。

砂糖を我慢したのではありません。うま味で満足できるようになったので、砂糖がいらなくなったという順番でした。

今は、市販のめんつゆやドレッシングは家では使っていません。やめようと決めたわけではなく、裏を見て買わなくなったものが、そのまま増えていったという感じです。

原材料表示から、砂糖を見つける読み方

裏を見ても「砂糖」と書いていないことがあります。別の名前で入っているからです。

この名前は、ぜんぶ砂糖の仲間です

表示されている名前 よく入っているもの
ぶどう糖果糖液糖
果糖ぶどう糖液糖
ドレッシング、たれ、飲み物
水あめ・還元水あめ つくだ煮、練り物、お菓子
デキストリン 粉末スープ、だしの素
みりん風調味料 「みりん」と別物。糖が加えてあります

並び順を見ると、量がわかります

原材料は多い順に書くという決まりがあります。

つまり、2番目や3番目に糖の名前があれば、かなりの量が入っているということです。いちばん後ろのほうにあるなら、そこまで気にしなくて大丈夫。この見方を知ってから、私は買うかどうかを裏だけで決められるようになりました。

まず見てほしいのは、この3つ

全部の調味料を確認すると疲れてしまいます。私が驚いたのは、この3つでした。

  • めんつゆ……和食に毎日のように登場するので、影響がいちばん大きい
  • ドレッシング……野菜を食べているつもりで、糖をかけていることがある
  • 焼肉のたれ・照り焼きのたれ……上位に糖が並びます

使う回数が多いものほど、積み重なります。登場回数の多い順に見ていくのが、いちばん効率がいいです。

▶ あわせて読みたい:にんにく麹の作り方。砂糖がいらなくなる調味料
砂糖を足さなくても味が決まる、わが家の万能調味料です。

まとめ

砂糖をやめたのに変わらないとき、原因は「がんばりが足りない」ことではありません。

  • 甘くないものにも砂糖は入っている
  • 合わせ調味料・和食の味つけ・パンや飲み物に多い
  • 見つけ方は、原材料の「糖」を探すだけ
  • よく使うものだけ、手作りに置き換える

見えていなかったものが見えるようになると、それだけで選び方が変わります。

私自身、こうして少しずつ置き換えていくうちに、甘いものへの向き合い方が変わりました。調味料の裏を見るようになった延長で、原材料が数えられるくらい少ないローチョコレートを作るようになりました。同じように「気づいたところから変えていきたい」という方に、ひとつの選択肢として知ってもらえたらうれしいです。

※この記事は私自身の体験をもとにしたものです。体質や体調には個人差がありますので、気になる症状がある場合は医師や専門家にご相談ください。

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