わたしに還るまで ③ ― 大好きなチョコを、あきらめたくなかった ―

チネイザンを学ぶなかで、腸を元気に保つには「食」と「運動」がとても大切だと知りました。

それからは、白いお砂糖を、てんさい糖やアガベシロップに変えてみたり。
市販のドレッシングをやめて、玉ねぎ麹をはじめ、いろんな麹を手作りしてみたり。
お肉や乳製品を、少しずつ減らしてみたり。

むずかしいことはしていません。「これならできそう」という簡単なことから、ひとつずつ変えていきました。

そうして食が変わっていくと、まず睡眠の質が変わっていきました。
そして半年、一年と続けたあたりで、体の変化に気づきはじめました。

体質改善は長い目でみてコツコツと。

それまでは、季節の変わり目になると必ず肌が荒れて、皮膚科に通っていました。
それが、いつのまにかなくなっていったり薬とさよならできました。

自然と、口に入れるものを選ぶようになっていったある日。
ふと、あるものが引っかかったんです。

大好きな、チョコレート。

裏の原材料を見てみると——砂糖、そして添加物も。

でも、やめたくはなかったんです。
チョコレートは、わたしにとって必需品で、ひとくち食べると、ほっと肩の力がぬける、大切な時間だったから。

がまんするんじゃなくて——
「体にやさしいチョコを、自分で作れないかな?」

そう思ったのが、すべてのはじまりでした。

そこで出会ったのが、ローチョコレート。
砂糖や添加物を使わず、カカオの栄養や香りを生かして作るチョコレート。素材そのもののおいしさで仕上げられる——。
「これだ」と、胸が高鳴ったのを覚えています。

それから、すぐにローショコラティエ講座を受けに東京へ行きました。

気づけば——
ヨガも、チネイザンも、食も、そしてチョコレートも。
ぜんぶ「自分を大切にする」という、ひとつの道につながっていました。

このやさしい時間を、がんばっているあなたにも届けられたら。
そんな想いで、わたしは「Watashi no jikan」を始めました。

つづく

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